名古屋市港区

■状況
11月18日、港区に住む方から特殊詐欺の前兆電話と思われる相談が複数ありました。
①福井県警を名乗る人物から携帯電話に着信があり、「あなた名義のキャッシュカードが他人の家で見つかった。このままだと捕まりますよ」と言われた。
②携帯電話のショートメッセージにNTTから「料金の滞納がある」というメッセージが届き、メッセージに記載された電話番号に電話をかけたところ、氏名や生年月日などを聞かれたうえで、「支払いが滞っている。裁判所に出頭できるか。できなければ違約金を振り込んでもらう」と言われた。
③自宅の固定電話に着信があり、「この電話は使えなくなる。事件に関わっている可能性がある。警察官に電話を代わる」と言われた。
どれも、皆さんを不安にさせて、お金をだまし取ろうとする特殊詐欺の電話ですので注意してください。

■対策
・不審な電話があった場合は、一人で判断せずに必ず誰かに相談してください。
・常時留守番電話設定にして犯人と直接会話しない環境をつくりましょう。
・電話の相手に警告したり、通話内容を自動で録音する機能がある「被害防止機能付き電話機」を活用するのも効果的です。
・公的機関であれば、自分で調べた正規の番号にかけ直して確認をしましょう。
・電話でお金の話をされたら詐欺だと疑いましょう。
・電話の相手に容易に個人情報を伝えないようにしましょう。

■情報配信
港警察署
052-661-0110