昨日(4月14日)から本日にかけて、豊明市、長久手市、日進市の高齢者宅に、百貨店店員を騙る人物による特殊詐欺の前兆電話が、多数掛かってきています。その手口は次のとおりです。
1 犯人は電話口で、
・「カードで買い物されていますが、おぼえはありますか。」
・「あなたのカードが使われている」又は「あなたのカードを使おうとしている人がいる。」
等と騙り、詐欺を働こうとしています。
今後も、同様の手口で、前兆電話が掛かってくる可能性がありますので注意してください。
2 犯人は、その後、キャッシュカードを確認すると称して、警察官を装って訪問し、印鑑を取りに行かせる等して、隙を見てキャッシュカードの入った封筒をすり替えます。
警察官や市役所の職員が、暗証番号を聞いたり、キャッシュカードを取りに来ることはありませんので、ご注意ください。
3 キャッシュカードを手に入れた犯人は、近くのコンビニ、スーパー、金融機関等のATMを操作して、お金を引き出します。
愛知署では、前兆電話を把握した場合、パトネットを配信して注意を呼び掛けていますので、対象地域で不審な人物を見掛けた方は、積極的な警察への通報をお願います。
~被害に遭わないために~
・電話口の相手が自分の住所や名前を知っていても、信用してはいけません。
・犯人の目的はキャッシュカードを悪用し、現金を引き出すことです。
・キャッシュカードを他人に見せたり、渡したり、暗証番号を絶対に教えないようにしてください。
・自宅の電話は、常時、留守番電話に設定する、または自動通話録音警告機等の防犯器具を設置するようにしてください。
・家族や知り合い同士で特殊詐欺の話をして、みんなで被害防止対策をお願います。