~還付金詐欺の前兆電話に注意!~
■状況
9月5日(月)午前11時頃、春日井市六軒屋町地内に春日井市健康保険課の職員を名乗る男から「今年1月から保険制度が変わり、過去3年間の累積医療費があります。手続きがあるので金融機関から連絡があります。」等と電話がありました。
同日午前11時40分頃、金融機関の職員を名乗る男から電話があり、「手続きするので、携帯電話の電話番号を教えてください。」等と話しています。
この電話は還付金詐欺の前兆電話です。
この後、犯人は「今日中に手続きが必要です。」「手続きのために印鑑、通帳、身分証明書、キャッシュカードを持ってATMに行ってください。」等と話し、ATMに誘導します。
電話対応した方は相手に携帯電話の番号を教えないでいると、相手は悪態をついたので、不審に思い、すぐに電話を切り、被害に遭いませんでした。
■対策
・このように最近の還付金詐欺の電話は、市役所職員や銀行職員など複数の人物が登場する劇場型で、数日に渡って電話をかけてくる場合もあります。
・一番の対策は犯人と話さないことです。留守番電話や通話録音装置、ナンバーディスプレイ対応の電話機、迷惑電話対策機能付電話等を活用して犯人と話さないようにしましょう。
・ATMで還付金の手続きができるといった話は詐欺です。
・電話でお金に関する話があったときは、どんな話でも必ず家族に相談しましょう。
・春日井市内に親族、知り合いがいましたら、親族等が特殊詐欺の被害に遭わないためにも特殊詐欺の前兆電話がかかってきていることを知らせてください。
■情報配信
春日井警察署
0568-56-0110